ポーランドの戒厳令緩和、西側世論に配慮。

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ポーランドのヤルゼルスキ軍事政権が三月一日から戒厳令による規制措置の一部緩和に踏み切ったことは、ヤルゼルスキ救国軍事評議会議長(首相兼国防相、統一労働者党第一書記)の三月一日からの訪ソを前に同軍事政権の自主・独立性を強調するとともに、西側諸国の間に強まる軍事政権非難の圧力をかわすのが主なねらいとみられる。しかし、ヤルゼルスキ議長が一月末公約した戒厳令の大幅緩和方針と比べると規制緩和の内容はかなり限定されたものとなっており、戒厳令の大ワクは当分、現在のまま残ることも推測される。

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