1982年(昭和57年)同時期にモデルチェンジで前輪駆動化されたカムリ(2代目)の姉妹車として登場。ボディーバリエーションは、当面はカムリ同様1.8 L(1S-LU型・100 ps)4ドアセダン5速MTのみの設定。グレードはVC/VL/VE/VXの4機種で、各グレード名のVはVistaの頭文字である。VEとVXにはパワーウインドウも付いた。輸出用はフロントグリル下部のVISTAバッジがTOYOTAとなり、「カムリ」として販売された。北米市場を主眼として開発されたため、同排気量、同車格の国内向けモデルとは相違があり、当時の日本車としては非常に珍しい後席3点式シートベルトを備える反面、内外装の意匠はごく簡素で、ステアリングコラムのチルト機構も省略されている。
テレビCM出演者は1982年(昭和57年)発売の前期型は多岐川裕美、松平健。