大平内閣、ハプニング解散!

政治

5月16日、日本社会党の飛鳥田一雄委員長が提出し、可決された大平内閣不信任決議案を受けて、19日、大平内閣は閣議で内閣総辞職ではなく衆議院解散をすることを決定。前回の総選挙からわずか7ヶ月余での衆議院解散となった。内閣不信任決議可決当日に衆議院を解散しなかったのは過去に例がない。
大平首相は解散を選んだ理由として「確かに道は解散か総辞職の二つある。私は総辞職をする理由もないし、不信任の理由は承認できないので、これに対して政府と国会という立場で原点に返って国民の判断を仰ぐのが憲政の常道と解散を決意した。」と回答。さらに、内閣は6月22日の参院選と同時に衆院選の投票を実施することを決め、史上初の衆参同日選挙が決まった。

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